【わさびマヨ味】 QSH3 2014.10.29 b レア度:★★★★☆
この商品はニチリウグループとカルビー株式会社が共同で開発したポテトチップスです。まろやかなマヨネーズにツンとくるわさびの風味を効かせた、コク深い味わいをお楽しみください。
なかなかのレア銘柄を偶然発見しました。カルビーHP非掲載で、ネットでも特に何も情報がありません。
これは、「えびトマトクリームソース」と合わせて、ニチリウグループ限定販売のようです。
ニチリウ限定は、以前にも「グリルバーベキュー味 」も出ていました。その時も2銘柄セットで出ていましたが、片方は入手できませんでした。
かなりわさびが効いていて、舌がビリビリしていい感じです。マヨネーズもしっかり感じますし、時としてほんのり甘みさえ感じます。
わさびマヨ は過去にもいくつか出ています。
左から順に、
・2008年3月 の 「わさびマヨ」 ・・・ 当時シリーズだった「PARIPARI バリエーション」 の銘柄です。(PAF2)
・2009年3月 の 「わさびマヨ」 ・・・ 同じく「PARIPARI バリエーション」 ですが、1年後に同じ味で出ました。(PJO2)
・2014年4月 の 「ヒーハー わさびマヨ」 (QNG2)
【贅沢塩キャラメリゼ】 QSE3 2014.10.23 b レア度:★★☆☆☆
キャラメリゼ独特の香ばしいコクを岩塩の優しい塩味が引き立てる、あまじょっぱい塩キャラメリゼの味わいです。
贅沢ショコラと一緒に発売となりました。
2013年3月の「贅沢塩キャラメル」の流れを汲んでいると思われます。
この「贅沢塩キャラメル」でも、フランスのロレーヌ岩塩を使用しており、今回の「塩キャラメリゼ」においても同じくロレーヌ岩塩を使用、となっています。
パッケージ裏面に、「キャラメリゼとは?」 として、説明があります。
「キャラメリゼ」とは、フランス発祥の調理方法。砂糖をあめ色になるまで煮詰めて、香ばしさを出す方法の事 だそうです。
仏和辞書を見ると、 caraméliser は、フランス語の動詞で、「(砂糖を)カラメルにする」という意味のようです。
よく見てみると、パッケージの上下の帯のところには、仏語で、
「CHIPS LA SAUCE AU CARAMEL AU BEURRE SALÉ 」 とあります。
beurre が「バター」、saléが「塩を含んだ」 なので、CARAMEL AU BEURRE SALÉ で「塩バターキャラメル」となるようです。
後ろから読んでいくと、「塩バターキャラメルのソースがかかったチップス」 ということかと思います。
↓ 2013年3月の贅沢塩キャラメル (当時は塩キャラメルブームでしたね)
【贅沢ショコラ】 DBK3 2014.10.18 C レア度:★★☆☆☆
食べごたえのある厚切りカットのポテトチップスに、甘い口どけのロイズのチョコレートをトッピング。しお味とほどよい甘さがマッチした、贅沢な味わいをお楽しみください。
今年もこれが出る季節になってきました!もう冬ですね~。
例年通り、製造所は「C」(千歳工場)となっており、ロイズ特製チョコ仕立てというのと合わせて、北海道感を満喫できます。
今年は今までになかった、赤いデザインです。なかなか渋く、高級感も漂っていていいのではないでしょうか。
カルビーHP では、「4年目を迎えました!」とあり、「贅沢ショコラの変遷」として、2011、2012、2013年のパッケージが掲載されています。
が、当博物館では2010年版も所蔵しておりますので、ホントは「5年目?」 かと思いましたが、まあそれはいいとして、ここでは、2010年(当時は北海道限定) のもの 及び、ストロベリーまで一気に掲載します。
左から順に、2010年(PSY3)、2011年(DAU3)、2012年(DBC3)、2013年(DBG3)、
一番右は、ストロベリー(DBD3:2013年1月)
【ギザギザ チーズフォンデュ味】 QQQ3 2014.10.22 b レア度:★★☆☆☆
3種のチーズをブレンド。チーズに白ワインを加えて煮込んだコクとうまみのあるチーズフォンデュの味わい。
7月のマウイオニオン以来のギザギザ新銘柄です。
「3種のチーズ」というのは、原材料の欄から読みとるに、カマンベール、ブルー、チェダーの3種のチーズのようです。
しっかりチーズの味がしました。
まあどうでもいいのですが、商品コードが 「QQQ」のゾロ目となりました!
前回の「PPP」は逃してしまいましたので、何の銘柄だったか知る由もありませんが、PPPのゾロ目に肉薄したところとして、
「PPO」が 2010年6月の「しおとごま油風味」、「PPQ」が 2010年4月の「ペッパー」 でした。
このコードを26進数の3ケタの数値と考えると、PPP~QQQに至るまでには、実に704のコードが存在します。
おおざっぱに言って、4年半で700銘柄。単純計算で、700 ÷ 4.5 ≒ 155.55 ・・・。
年間150ペースか・・・ orz。
既存のレギュラー銘柄のリニューアルなどで新しいコードが割りふられることもありますが、いっぽう、
PやQで始まる以外のもの(=Eで始まる、堅あげポテトのラインなど)もありますから、結構なペースです(汗。
コレクションのやりがいもあるってもんです(笑。
【京風昆布だし味】 QSP3 2014.10.24 b レア度:★★★★☆
あっさりだけど上品な味わいを感じさせる京の昆布だし。その味わいとポテトチップスを合わせました。
抹茶色というかウグイス色のベースに、中央に紫の帯、という、いかにも京都テイストなデザインの銘柄です。
説明文通り、あっさりではありますが、しっかりだしを感じさせる味です。
カルビーHP非掲載です。
ネット上に全く情報がないので良くわかりませんが、セブンイレブン限定?と思われます。
(これは大阪のセブンで入手。ローソンやその他コンビニでは無し。セブンでのみ大阪の複数店舗で目撃)
左上に、「京の味」というマークがありますので、関西地区のセブンイレブン限定かもしれません。
「京風こんぶだし」は、今までもいくつか出ています。
左から順に、
・2004年7月の 「京風こんぶだし」・・・当時シリーズだったChips Selection のひとつです。(DJU2)
・2010年9月の 「京都こんぶだし味」・・・「関西おじゃが」のひとつとして関西限定だったものです。(PRC2)
・2013年6月の 「京風昆布だし味」・・・「東海道五十三次シリーズ」で出た5種類のうちのひとつです。(QHO2)
【わさびのりしお味】 QQX3 2014.10.16 b レア度:★★☆☆☆
ほどよいわさびと焼きのりのうまみ
香ばしい焼のりの香りと旨み ほどよいわさびの味わいが楽しめます。
「わさび」は今までもいろいろな形で出てきていますが、意外とありそうでなかった「わさびのりしお」が期間限定で出てきました。
のりしおに適度なわさびが効いていて美味しいです。レギュラー化してほしいくらい、かなり好きな味です。
【きたあかりのポテトチップス うすしお味】 QSR3 2014.10.1 R レア度:★★★☆☆
じゃがいもは「北海道産きたあかり」だけを使用して作りました。「きたあかり」は果肉が黄色く、甘みがあるので「栗じゃが」「黄金男爵」とも呼ばれています。ほんのり黄色に色づいた、シンプルな塩味でじゃがいもの甘みが楽しめるポテトチップスです。
このところ、特定コンビニ限定の銘柄が続いています。
・サークルKサンクス の 「濃く味 スペアリブBBQ」 (先行販売)
・ローソン の 「北海道カマンベールチーズ味」
・ファミリーマート の 「鉄板ナポリタン味」
・ミニストップ等 の 「美瑛の丘ポテト 北海道シュガーバター味」
そこで、ふと、「あれ、そう言えば、セブンイレブンって出てないな」ということで、ふらっとセブンイレブンをのぞいてみたら、ありました、ありました!ゴールドでピカピカの銘柄が。
セブンイレブン限定銘柄ということで、この「きたあかり」が出ていました。
「きたあかり」100%使用、という、特定のじゃがいも銘柄にこだわった銘柄です。
気持~ち、若干厚めにスライスしてあるのかなと思いましたが、なかなか美味しかったです。
少し前に、番外編として採りあげた、「インカのめざめ 」系でしょうか。
特定のじゃがいもにスポットを当てているパターン。
また、製造所も R(研究開発本部) となっており、内容量も40gと少なめ、である点も、「インカのめざめ」と同じです。
研究開発段階のトライアル的な商品なのでしょうか。
【美瑛の丘ポテト 北海道シュガーバター味】 QST3 2014.10.21 NU レア度:★★★☆☆
ミニストップ、ココストア、スリーエフ限定での発売です。
北海道美瑛産のじゃがいも100%使用、厚切りタイプの銘柄です。
美瑛のじゃがいもに、北海道の甜菜(てんさい)を合わせた北海道銘柄です。
この甜菜による味付けで、砂糖そのもの、かなりの甘さが感じられました。
バターはそれほどでもないかなという感じです。
裏面には 「てん菜糖とは」 として、説明があります。
国内では北海道だけで栽培されている甜菜は別名“砂糖大根”とも呼ばれる砂糖の原料の一つです。甜菜から作られた“てん菜糖”は、まろやかな甘さとコクが特徴の風味豊かなお砂糖です。
【堅あげポテト ゆず胡椒味】 EEW4 2014.10.17 b レア度:★★☆☆☆
ゆずこしょうそのものをフレーク化し、味付けに使用。青柚子の芳香とピリッと辛い青唐辛子の本格的な味わい。
ときどき出てくる、堅あげのゆずこしょうが今年も出てきました。
今までは、ずっと、ゆず「こしょう」 でしたが、なぜか今回は、ゆず「胡椒」となっています。
基本的なデザインは昨年のものを踏襲していますが、「ゆず胡椒味」と書いてある部分の上にあるコメントが、昨年は「ピリッとおいしくリニューアル」でしたが、今年は、「ピリッと香る本格派」となっています。
今までの、堅あげゆずこしょうのラインナップをズラリと並べてみました。
順に、08年2月、10年2月、12年2月、12年10月、13年10月 のものです。
その他の「堅あげポテト」のラインナップは、こちら からご覧いただけます。
【鉄板ナポリタン味】 QSM3 2014.10.3 G レア度:★★★☆☆
パスタの定番ナポリタンを、たまごを流し込んだ鉄板で焼き上げたおいしさを再現しました。鉄板で焼きあげる香ばしさとたまごのまろやかさ、甘辛いトマトソースが絶妙に組み合わさった、本格的なナポリタンの味わいをお楽しみください。
ファミマ限定銘柄です。カルビーHP非掲載です。
いかにも、な感じの「鉄板ナポリタン」の写真が表裏に載っています。
パッケージ表面に書いてある「甘辛トマトソース」、まさに、そんな感じ。なんだか少し懐かしい味がしました。
「鉄板ナポリタン」について調べてみると、これは名古屋が発祥なのですね。Wikipediaによれば、1961年に名古屋市東区の喫茶店で考案された、とあり、いわゆる「名古屋メシ」のひとつのようです。
名古屋人のわたしのイメージとしては、「昭和な喫茶店の定番」であり、(昭和時代での)全国区の料理だと思っていました(笑)。
そういうわけか知りませんが、製造所も「G」 (=岐阜県各務ヶ原工場)となっています。
「鉄板ナポリタン」といえば、昨年2013年の秋にも、「鉄板シリーズ」の2銘柄の一つとして、一部チェーン限定銘柄で出ていました。
これが2013年の「鉄板ナポリタン」(QLU)です。
【バジルソルト味】 QSO3 2014.10.7 Y レア度:★★★☆☆
さわやかなバジルの香りが広がる、あっさりとした味わいに仕上げました。1袋にユーグレナ200mg入りです。
これまたすごいコラボです。「ユーグレナ200mg入り」とあります。
「ユーグレナ」とはなんぞや? と思いましたが、中学の理科の授業で習って以来、久しく聞いていなかった「ミドリムシ」、その学名だそうです。
「ミドリムシ」入りのポテチとは・・・?
ミドリムシには50種類以上の栄養素があるとして、東京大学発のベンチャー企業、その名も「ユーグレナ」(東証マザーズ上場)が大量培養に成功し、飲料・食品などへの活用が相次いでいるとのことです。
2014年4月には、イトーヨーカドーとユーグレナが「ミドリムシカラダに委員会」を発足させ、カルビーやカゴメ、ロッテなど8社が参加、その流れで、今回、全国のイトーヨーカドー限定ということでこの銘柄が出ました。
さすがにミドリムシの味は知りません(笑)が、バジルの風味のある、かなりあっさりした感じの塩味でした。
【アボカドクリームチーズ味】 QRJ3 2014.10.15 NU レア度:★★★★☆
アボカドと酸味のあるクリームチーズを合わせ、甘く香り豊かな「小麦のビール」に合う、さわやかな味わいに仕上げました。
またまた面白いコラボ銘柄が出てきました。
株)銀河高原ビールの「小麦のビール」とのコラボです。東北・関東・東京での一部チェーン限定で発売となりました。
取扱チェーンもかなり少ないようで、カルビーHPでも、「ニュースリリース」には掲載されていますが、「新商品」には非掲載となっています。
パッケージ裏面には、銀河高原ビールの説明が書かれ、全体的にも、「銀河高原ビール」のブランドカラーである青のメタリックで仕上げられています。
開封すると、クリームチーズと酸味のある香りが漂ってきます。
アボカドの味はあまり強くなく、言われてみれば、という感じで、クリームチーズの味が強く感じられました。
【ポテリッチ コーンポタージュ味】 QQS3 2014.10.13 b レア度:★★☆☆☆
濃厚でクリーミーな、コーンポタージュの味わいが楽しめるポテトチップスです。スイートコーンの甘さにまろやかなクリームをあわせた、リッチな味わい!
先日「濃厚うま塩」「濃いビーフコンソメ」のリニューアルがありましたが、次のポテリッチが出てきました。
コーンポタージュの味がしっかり再現されていて、甘みが良く出ていました。
コーンポタージュは、2013年2月にファミマ限定で「コーンポタージュ味」が出ていましたが、その時は普通のポテチでした。
今回ギザギザのポテリッチにも良く合っていたと思います。
← 2013.2 の 「コーンポタージュ味」 (QHL3)
【静岡の味 かつおだし味】 QRP3 2014.9.22 G レア度:★★★★★
静岡県焼津産かつお節にこだわって作った、期間限定ポテトチップス。ほんのりしょうゆも加え、香り豊かで飽きない美味しさに仕上げました。
「小倉バター味」と同じく、東海・中部のマックスバリュー限定で発売された銘柄です。
そういうわけなのか知りませんが、製造所も「G」(岐阜県各務原工場)と東海カラーが感じられます。
開封すると、もう既に「焼津」のにおいがします。かなり、かつおだしが強く出ており、ポテチにピッタリ来ています。
今までのかつお系のものの中では一番かつお風味が強く、美味しいです。
静岡県焼津のかつおを使ったものでは、2011年に、静岡限定で発売されたものがあります。
これがその時の「かつおだし」 (PUC3)です。
また、同じかつおだしでも、鹿児島県枕崎のかつおを使ったものがこちらです。
これは、2013年の 「鹿児島かつおだし味」(QJF3)です。
九州の「お国自慢祭り」で出た銘柄のひとつで、九州限定でした。
【名古屋の味 小倉バター味】 QRO3 2014.9.22 G レア度:★★★★★
名古屋の喫茶店メニュー「小倉トースト」を味わう、期間限定ポテトチップス。ほんのり黒蜜仕立てにし、甘じょっぱい深い味わいに仕上げました。
東海・中部のマックスバリュー限定という、なかなかのレア銘柄です。
開封すると甘い香り、ほんのりとバターの風味が広がります。
食べてみましたが、小倉というよりは、黒蜜の味が強く感じられました。感覚的には黒蜜バターという感じでしょうか。
この商品名を最初に見たとき、どうしても名古屋人的には、あの不朽の名作、シキシマパン「小倉&ネオマーガリン」ロールを連想してしまったのですが、あれをポテチにどう融合させるのか!?と思いました。パッケージ表面には「甘じょっぱい味わい」とありますし、あの小倉バターや小倉ネオを甘じょっぱいと表現する名古屋人はいないでしょうしねえ。
(そもそも、塩味を表現する、カライ・ショッパイの境界線は、方言研究によると、糸魚川・浜名湖ラインで東西に分かれるらしく、名古屋ではショッパイとはあまり使いません。塩の味は「カライ」です。ましてや、甘じょっぱい、という表現もなかなか聞きませんからね)
小倉の表現はなかなか難しいんですね。バターはまずまず効いており、なかなか美味しかったと思います。
黒蜜バターというコンセプトなら結構ぴったり来たと思います。
名古屋を離れてから久しいですが、他地域ではまず見つからない「小倉ネオ」を無性に食べたくなってしまいました(苦笑。
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カルビーポテトチップスのパッケージを展示しています。